袋井市内篠ヶ谷の
岩松寺(がんしょうじ)は平安時代後期には存在した真言宗の古刹で、今年の4月26・27日には本尊、聖観世音菩薩立像(平安後期・市指定文化財)の60年に一度の御開帳があります。
歴史文化館ではこれに併せて
「岩松寺の歴史と文化展」(5月13日~30日)を計画し、資料調査に入っています。調査では新たな発見が幾つもあり、順次紹介します。
年明けに、御本尊が納められている宮殿(くうでん)の大掃除を行いました。宮殿だけでも高さが2.37mあります。台の上に載せられているので屋根の上は優に3mを越えます。脚立に登り2人がかりで屋根や柱、組物の埃を真黒になりながら取り除きました。御住職「何十年分かの埃がきれいになったなぁ」とひとこと。文化財の調査はこうした掃除から始まります。
詳しくは、
袋井市歴史文化館公式ホームページ