5月2日(火)より企画展「袋井版 歴史上の家康と神として語られる家康」の展示が郷土資料館及び近藤記念館にて始まりました。
今回は、第1部「袋井から見た歴史上の家康」、第2部「神として語られる家康」の2部構成となっています。現在NHKで放映中の大河ドラマ「どうする家康」でも、家康の困難な状況や厳しい戦いを乗り越えていく様子が描かれていますが、第1部では、そのような状況での袋井地域における家康の事績を紹介しています。
おかげ様で連日多くの皆さんに見えていただいておりますが、是非この機会に家康を身近に感じてみてはいかがでしょうか!!ご来館をお待ちしています。
中央には徳川と武田がしのぎを削った高天神城のジオラマが展示されています。
徳川家康判物(はんもつ)家康直筆の名前と花押(かおう)がはっきり確認できます。
家康家臣の松平家忠が陣を置いたと思われる十二所居館(諸井)の復元ジオラマと出土品。
天下人となった家康が伊奈忠次に命じて行わせた袋井市南部(旧浅羽町)低地の治水工事・新田開発の状況がわかる「浅羽庄水除堤相論裁許絵図」、江戸時代前期(1686)の貴重な資料です。後ろの「米軍(GHQ)撮影(1946)」の航空写真と見比べると、より具体的に感じることができます。