8月1日(日)から開催の企画展で、今回はシリーズの2回目となります。現在、壁の展示物は揃いました。これから史料と解説文を並べ、30日中に完成という段取りです。
展示内容は新義真言宗 西楽寺(さいらくじ)奥之院の高平山(たかひらさん)がどのようにして成立したのかと、今もその姿を拝むことができる、胎蔵世界の大日如来像(青銅製の大仏)建立の背景と詳細を紹介するもので、新しく確認した、六角堂形式の大仏殿の絵図面など興味深い史料が並んでいます。展示は前日の7月31日?から見ることができるので、週末にお出かけのさいにはお立ち寄りください。
展示の目玉は、正面に鎮座する大仏のタペストリーと創建時の姿を推定復元したジオラマ、ドローンで垂直撮影したパネルを組み合わせ(写真参照)仏と日本を代表する神々が融合した思想の読み解きを行っています。これに加え巨大な台座蓮弁に刻まれた寄進者名の拓本も圧巻ですよ(写真参照)。 館長より