2020年12月24日 09:48
「袋井の歳時記」師走(しわす)の歳時【地の神祭り】
地の神祭りは、静岡県西部の遠州地域の平野地帯にだけみられる、先祖の魂をまつる風習です。毎年12月15日(一部他の日に行う家もある)に新しく「地の神さま」のほこら(祠)を作り替え、「藁(わら)つと(ツトッコ)」と呼ばれる器におこわ(赤飯)を盛り付けて供える行...
袋井市歴史文化館のスタッフが、周辺施設での日々の出来事を楽しくお伝えします。
2020年12月24日 09:48
地の神祭りは、静岡県西部の遠州地域の平野地帯にだけみられる、先祖の魂をまつる風習です。毎年12月15日(一部他の日に行う家もある)に新しく「地の神さま」のほこら(祠)を作り替え、「藁(わら)つと(ツトッコ)」と呼ばれる器におこわ(赤飯)を盛り付けて供える行...
2020年12月17日 13:38
山の神祭りは袋井市浅名の岡山地区で毎年12月7日の深夜から翌朝早朝にかけて子供たちによって行われます。祭りに先立って山の神を祀る参道の清掃を行い、勧進(かんじん)用の竹を切って準備を進めます。祭り当日、藁(わら)の祠(ほこら)を新しいものと取り替えます。...
2020年12月11日 09:39
庚申信仰とは、旧暦で60日に一度巡ってくる庚申(かのえさる)の日に庚申の尊像(青面金剛童子)を祀って仲間うちで集まり、その日は眠らずに過ごし、長寿を願う信仰です。この仲間のことを庚申講と呼びます。庚申信仰は中国の民間宗教(道教)の三尸(さんし)説が原型と...